太陽光発電システムは設置に補助金が出るとあって、全国的にも設置台数がかなりの勢いで伸びてきていますね。

2004年、自宅新築に伴い、太陽光発電システムを導入しました。
新築ついでに勢いで買ってしまいましたが、そのメリットは出ているのでしょうか？

当研究室では毎月の売電・買電量等を掲載し、長期に渡ってそのメリットを探っていきます。

では、毎月の電気代を下記の表でご覧ください。

　システムの概要

　電力契約・他

やっぱり3ｋｗ以上の能力がないと、「電気代ゼロ」にはなりませんね〜。
うちは屋根が小さいので、2.41kwが限度でした。

ここで、「やって良かった」と思うのは、「オール電化住宅」でなおかつ「エコキュート」を導入したことです。
エコキュートは従来の電気温水器に比べ、格段にランニングコストが安く付きます。

「電化」「エコキュート」そして「太陽光発電」、この組み合せは無敵です。
「電化」にするなら「太陽光」、「太陽光」にするなら「電化」、これは絶対オススメ。

300万の車を買うなら、300万の太陽光発電を！
　半永久的に使用できるモジュールは財産となり、毎月の家計を助けてくれます！

ちなみに、2003年の旧我が家の電気代を表にして見ましょう。

右の表は電気代のみで、当時使用していたガスコンロ・給湯器等のガス代、風呂で使用していたボイラーの灯油代は含まれていません。

どうです？上記の「太陽光＋電化」の料金表と比べると、月単位の支払額は、倍以上違います。
旧家は、右の電気代に「ガス代」「灯油代」がプラスされていましたから、光熱費は結構払っていたことになりますね。

ま、料金のことはこのくらいにして、太陽光を設置したメリットがもうひとつ。

それは、家族みんなが節電に励み、地球環境のことを考えはじめたことです。
「今日はクスの木何本節約した？」「CO2はどのくらい削減できた？」と、毎日エコモニターを見るようになり、子供の教育・意識改革に非常に良い結果がでています。

「太陽光は元が取れない」と良く言われます。
お金のことばかり、自分のことばかり考えているとそうなるでしょう。
自分が節電すれば、それだけ売電力量が増え収入も増加し、毎月が楽に暮らせる上、地球温暖化対策にも貢献できるのです。

要は自身の意識改革です。
太陽光発電のメリットは、自分自身が見出さなくてはなりません。
それができない人は、やめておいた方がいいんじゃないでしょうか？